観光客の心に響く滞在型地域創造事業補助金（鳥取県）

■制度の概要
　特徴のある宿泊スタイルづくり（民泊・古民家等の活用）を推進するために、宿泊事業者及び宿泊事業者等団体に対して、宿泊施設等の整備や観光素材の磨き上げに要する経費を支援し、民泊等を拠点に地域の観光素材を結び付けた「魅力ある滞在エリア」づくりを進める。

■補助事業の内容
（１）魅力ある宿泊体験メニュー創造事業 （宿泊事業者向け支援メニュー）
　・補助対象経費
　（ア）民泊等施設において提供する地域資源等を活用した特色ある商品、サービスの企画・開発・整備、商品化に要する経費。
　（イ）ホームページ制作、パンフレット作成、旅行会社やマスコミ関係者への情報提供等、造成したメニューの情報発信、販売促進、宣伝に必要な経費。
　（ウ）新規に民泊等施設を運営する際の許認可申請等に要する経費。
　（エ）自動火災報知設備又は特定小規模施設用自動火災報知設備の設置が義務づけられた施設に係る同設備の購入、設置に係る経費。

　・補助事業者
　　　宿泊事業者
　・補助率
　　　3分の2
　・補助限度額
　　　50万円

（２）魅力ある滞在エリア創造支援事業 （民泊推進協議会向け支援メニュー）
　・補助対象経費
　（ア）滞在エリア内において地域ぐるみで宿泊客を迎えるにあたっての「おもてなし」を向上させる取組に要する経費。
　（イ）これまでは宿泊客による消費効果が及びにくかった民泊等施設以外の飲食店・販売店や体験施設等に宿泊客を引き込みエリア内での滞在時間を増やす取組に要する経費。
　（ウ）滞在エリア内における受入れ家庭確保のための掘り起こしに要する経費。
　（エ）滞在エリア内の宿泊事業者が運営する宿泊施設に係る（１）の事業に要する経費。

　・補助事業者
　　　民泊推進協議会
　・補助率
　　　3分の2
　・補助限度額
　　　60万円

（３）魅力ある滞在施設整備事業
　・補助対象経費
　 (1) 旅の目的となる宿泊施設等の整備に要する経費
　（ア）日本ならではの伝統的な農山漁村生活体験や地域の人々との交流を楽しむ滞在を提供する等、その宿を訪れることが旅の目的となる民泊等施設の整備に要する経費。
　（イ）事業実施主体が運営する宿泊施設に係る（１）の事業に要する経費。
　（ウ）事業実施主体が実施する（２）の事業に要する経費。

　 (2) 農山漁村等地域における自然・伝統等の体験を提供する民泊受入れのための宿泊施設等の整備に要する経費。
　　　宿泊者が利用する浴室、台所、トイレ、洗面室等の改修及び施設のバリアフリー化等に要する経費。

　・補助事業者
　　　市町村、市町村が認める宿泊事業者又は民泊推進協議会
　・補助率
　　　3分の1（市町村 6分の1以上）
　・補助限度額
　　　(1) ア、イ、ウ合計 200万円　(2) 20万円

（４）お試し体験受入事業
　・補助対象経費
　　観光誘客を目的に農山漁村体験の受入を試行的に行う場合に必要な次の経費。
　（ア）消耗品費、使用料・賃借料、食材費、通信運搬費、委託費、旅費、謝金、研修参加費、通訳料・翻訳料、パンフレット等外国語案内ツール作成経費等。
　（イ）テントや布団等、汎用性のある備品等の取得や音声翻訳を行うための機器の整備に要する経費。

　・補助事業者
　　　個人、団体、宿泊事業者、民泊推進協議会
　・補助率
　　　2分の1
　・補助限度額
　　　15万円

■問い合わせ先
　輝く鳥取創造本部　中山間・地域振興局人口減少社会対策課　地域振興担当　
　電話：0857-26-7364　ファクシミリ：0857-26-8107

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