概要: 原油価格や物価高騰等の影響により売り上げや利益が減少している中小企業者等の経営基盤の強化を図るため、新たな設備の導入等による生産性向上や省力化などの取り組みを支援します。
対象費用: ITツール導入費用,設備のIoT化に係る費用,非効率機器の更新費用,設備等導入費用,販路開拓に係る費用
助成率: 3分の2(対象事業区分により異なる) 支給金額: 100 万円(最大時)
■補助対象者
以下の全ての要件を満たす者。
1.天草市内に本店を有する法人、市内に住所を有し市内で事業を行う個人事業者(中小企業基本法第2条第1項各号に定める)。
2.天草市に市税を納税する義務があり、市税に滞納のないこと。
3.市内商工団体の支援を1回以上受け、事業成果報告書等を作成し、生産性向上や省力化の取り組みを行う事業者で、今後も事業継続の意思があること。
4.国および他の地方公共団体から本補助金と同様の趣旨の補助金による支援を受けていないこと(小規模事業者サポート枠を除く)。
5.今後も事業継続の意思があること。
6.性風俗関連特殊営または当該営業に係る接客業務受託営業を営んでいないこと。
7.暴力団関係者でないこと。
8.政治活動または宗教活動を行っていないこと。
<上記に追加して特別枠の申請要件>
(1) 先端設備等導入枠
天草市から令和6年4月1日以降に先端設備等導入計画における認定を受けていること(設備の導入前に認定を受ける必要があります)。
(2) 小規模事業者サポート枠
令和6年4月1日以降に国の小規模事業者持続化補助金(通常枠)の交付確定を受けていること。
■補助対象経費
事業実施に際しては、原則として市内事業者からの調達を行ってください。
(1) ITツール(※)の導入および設備のIoT化
(2) 非対面ビジネスモデルへの転換
(3) 作業効率の大幅な向上が見込める非効率機器の更新
(4) その他省力化に資する取り組みとして必要と認めるもの
(5)(先端設備導入枠)先端設備等導入計画の認定を受けた、生産性の向上に資する機械装置、測定工具および検査工具、器具備品、ソフトウェア
(6)(小規模事業者サポート枠)国補助金の交付決定を受けて取り組む生産性の向上、販路開拓等の取り組み
(※)ITツールとは、「生産性の向上」のために、新たに導入される「ソフトウェア製品」や「クラウドサービス」など。
【対象経費の例】
・POSシステムや在庫管理ソフト、会計ソフト、予約システム、受発注システム、QRコードによる在庫管理ソフトなどのソフトウェア購入費、クラウド利用費、導入関連費など
・急速冷凍冷蔵庫や性能の向上した厨房機器などの導入
・新札対応の券売機、レジの導入
・建設機械の導入 など
■補助金額
〇通常枠
・補助率:3分の2
・上限額:50万円 ※複数店舗を有する者、複数者での共同申請に係る上限は100万円
〇先端設備等導入枠
・補助率:3分の2
・上限額:100万円
〇小規模事業者サポート枠
・補助率:4分の3
・上限額:100万円 ※対象経費100万円に対して、国の補助額50万円の場合、市が25万円を上乗せして補助
※1事業者あたり申請は1回限り。
※申請の下限額は、備品等の単体の価額が2万円(税抜き)。
■事業期間
令和6年4月1日~令和7年2月28日
■申請受付
令和6年5月1日~令和7年2月28日
※予算上限に達し次第、期間内であっても受け付けを終了します。
■申請方法・申請書提出先
管轄の商工団体に1回以上相談のうえ、商工団体窓口へ申請書を提出してください。
※事業所の所在地などで申請先が異なりますので以下をご確認ください。
【相談先・申請窓口】
・本渡地区で事業を営む人
本渡商工会議所 電話:23-2001
・牛深地区で事業を営む人
牛深商工会議所 電話:73-3141
・その他(有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、新和町、五和町、天草町、河浦町)で事業を営む人
天草市商工会 電話:33-7312