概要: 茨城県では、気象や天然資源の変動に左右されず、市場ニーズに即した生産が可能な養殖事業へのシフトを加速させるため、本業に併せて複合的に取り組む養殖への参入を希望する水産業者等を対象に、必要となる経費を支援することにより、本県水産業の更なる成長産業化を目指します。
対象費用: 養殖施設費,備品・消耗品費,種苗購入・確保費,養殖運営費
助成率: 3分の2以内(※ケースにより異なります) 支給金額: 500 万円(最大時)
■対象者
(1)県内水産業者(漁業者、養殖業者、水産加工業者、仲買人等)。
(2)県内水産業者で構成員するグループ。
(3)水産業協同組合法第2条に掲げる水産業協同組合。
■対象事業
(1)これまで養殖事業を行っていなかった者が新たに実施する養殖事業。
(2)既存養殖事業者が新魚種で行う養殖事業。
(3)既存養殖事業者が既に営む養殖事業の魚種を変えずに規模を拡大する事業。
(4)商品価格の向上等を目指した蓄養事業。
(5)霞ヶ浦北浦において、テナガエビの養殖技術開発を行う事業。
(6)その他、県内における養殖事業の振興に資すると認められる事業。
■補助対象経費
(1)養殖施設費
・建屋、水槽、ポンプ、配管、水温調整機器、ブロワー、停電対策等の整備・修繕に係る経費等。
(2)備品・消耗品費
・人工海水や養殖資材・用具、関連機器、試験出荷等に要する備品、消耗品費等。
(3)種苗購入・確保費
・種苗の購入や運搬、種苗を確保するための傭船料、燃料費、漁具の購入・修繕に係る経費等。
(4)養殖運営費
・養殖の運営に必要な光熱水費、餌料費等。
■補助額
(1)2分の1以内(上限2000千円)
(2)霞ヶ浦北浦に係る水産業者等が霞ヶ浦北浦において実施する事業については3分の2以内(上限5000千円、ただし対象事業(5)については1000千円)
■公募期間
令和6年7月16日(火曜日)までに茨城県養殖参入支援事業企画書をご提出ください。