概要: 実需者等(製粉企業、精麦企業等及び実需者の組織す団体)における小麦等(小麦、大麦及びはだか麦)の一時保管による安定供給体制の構築を促進するため、実需者等が産地から小麦等を引き取る際の運搬費、保管経費等を支援します。
対象費用: 保管料,運搬費,荷役料
助成率: 2分の1以内 支給金額: 9,705 万円(最大時)
■事業の内容
補助事業者は、小麦等の供給円滑化を図るため、対象麦の数量を上限として、保有する対象麦の在庫について、その一時保管等に要する経費を補助されるとともに、次に掲げる事業を行うものとします。
なお、補助事業者が全国団体の場合は、(3)に係る経費について複数の都道府県をまとめて申請することができます。
(1)保有する対象麦が保管されていることの確認
(2)当該対象麦の入出庫の確認
(3)当該対象麦に係る一時保管等に要した経費の算定・申請
■応募者の要件
事業の補助事業者は、実需者等(製粉企業、精麦企業等及び実需者の組織する団体)であって、次に掲げる要件を全て満たすものとします。
1.代表者の定めがあり、かつ、組織運営についての規約の定めがあること。
2.事業実施及び会計手続を適正に行い得る能力を有していること。
■補助対象経費
・保管料
本事業を実施するために必要な対象麦の倉庫での一時保管に係る経費
・運搬費
本事業を実施するために必要な産地倉庫から実需者等の倉庫等への運搬に係る経費
・荷役料
本事業を実施するために必要な産地倉庫からの運搬に係る荷役経費
■申請できない経費
補助の対象としない経費は、実需者等が保有する倉庫で保管した保管料及び令和4年9月30日(北海道産麦については、令和4年10月31日)までに運搬を完了できなかった小麦等における運搬費と荷役料とします。
■補助単価・補助率
(1) 小麦等の倉庫での保管料
定額(1/2 相当) 保管料:1トンあたり107 円(1期)
(2)産地倉庫から実需者等の倉庫等への運搬費:1/2以内
(3)産地倉庫からの運搬に係る荷役料(出庫料):1/2以内
※補助単価・補助率欄の保管料については、1日から10日まで、11日から20日まで、21日から月末までをそれぞれ1期とする。
■補助金の額
本事業における補助金の額は、97,059千円以内とします。
■公募期間
令和4年8月24日(水曜日)~令和4年11月30日(水曜日)17時(必着)
■応募方法
応募者は、公募要領に基づいて、応募書類を作成し、公募期間中に下記の応募先に提出してください。
※提出すべき申請書類は、別紙(国産小麦供給円滑化対策の公募に係る申請書類チェックシート)に掲げるとおりとします。
■応募・問合せ先
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省農産局農産政策部貿易業務課消費流通第2班
電話番号:03-6744-9531
※問合せの受付時間は、月曜日から金曜日まで(祝祭日を除く)の10時~17時(12時~13時を除く)とします。