概要: 福岡県では、省エネルギー対策、再生可能エネルギー設備・コージェネレーション、水素ステーション等の導入に取組む県内中小企業者の方が、設備等の導入のために必要とする資金を円滑に調達できるよう支援するための長期・低利の融資制度を設けています。
支給金額: 20,000 万円(最大時)
■対象者
〇対象者の要件
県内に事業所があり、現に事業を営んでいる中小企業者(個人、法人、組合)で、以下のいずれかの設備等を県内の事業所に導入する方。
(1)省エネルギー設備(エネルギー効率の高い先端製造設備を含む)
(2)再生可能エネルギー設備(売電目的の発電設備を含む)
(3)コージェネレーション、エネルギーマネジメントシステム、蓄電池
(4)建築物の省エネ改修(躯体(外皮)の省エネ改修(設備の省エネ改修を併せて行うものも含む)であって、建築物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と比較して概ね10%以上削減されるもの。)
(5)水素ステーションその他の次世代自動車用燃料供給設備
(6)その他上記設備等と同等以上の効果を有すると知事が認めるもの
※水素ステーション:燃料電池自動車等に燃料として水素を供給する設備(定置式、移動式及び水素集中製造設備を含む)
※その他の次世代自動車用燃料供給設備:電気自動車、天然ガス自動車、燃料電池自動車等に電気又は燃料(石油以外の資源を使用するものに限る。)を供給する設備
■資金使途
設備資金
■融資限度額
1億円以内
※再生可能エネルギー設備、水素ステーションその他の次世代自動車用燃料供給設備は2億円以内。
■融資利率
・融資期間10年以内:年1.1%以内
・融資期間10年超:年1.3%以内
■融資期間
10年以内(据置2年以内)
※再生可能エネルギー設備、水素ステーションその他の次世代自動車用燃料供給設備は15年以内
■信用保証
・信用保証協会の信用保証を付す。
・信用保証料は0.13%から1.56%
※会計参与を設置している場合や不動産等の担保提供がある場合などにおいては、最大で0.2%の割引が適用されることがあります。
※法人の場合、一定の要件を満たすときは、所定の保証料に0.25%又は0.45%を上乗せすることにより、経営者保証の提供を不要とすることができます。
■担保・保証人
・担保は必要に応じて徴求
・保証人は原則として法人は代表者のみ、個人は不要