概要: 障害福祉の現場におけるロボット技術の活用により、介護業務の負担軽減を図り、働きやすい職場環境の整備や安全・安心な障害福祉サービスの提供等を推進するため、障害者支援施設事業者等の介護ロボット等の導入を支援します。
対象費用: 介護ロボット等の導入費用,Wi-Fi 環境整備に係る費用
助成率: 10分の10 支給金額: 130 万円(最大時)
■対象者
障害者支援施設事業者、共同生活援助事業者、居宅介護事業者、重度訪問介護事業者、短期入所事業者、重度障害者包括支援事業者、障害児入所施設事業者
■事業内容
県内の障害者支援施設事業者等からの事業計画書及び積算内訳書に基づき、介護ロボット等導入に要する費用を補助。
■補助対象
1.補助の対象となる介護ロボット等とは、次の(1)から(4)の全ての要件を満たすものをいう。
(1) 目的要件
日常生活支援における、「移乗介護」、「移動支援」、「排泄支援」、「見守り・コミュニケーション」、「入浴支援」のいずれかの場面において使用され、介護従事者の負担軽減効果があること。
(2) 技術的要件
ロボット技術(センサー等により外界や自己の状況を認識し、これによって得られた情報を解析し、その結果に応じた動作を行う介護ロボット等)を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮すること。
(3) 市場的要件
販売価格が公表されており、一般に購入できる状態にあること。
(4) その他
介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット等であって、1機器当たり10万円以上となるもの
2.通信環境整備に係る対象経費
(1) Wi-Fi 環境を整備するために必要な経費(配線工事(Wi-Fi 環境整備のために必要な有線 LAN の設備工事も含む)、モデム・ルーター、アクセスポイント、システム管理サーバー、ネットワーク構築など)
(2) 職員間の情報共有や職員の移動負担を軽減するなど効果・効率的なコミュニケーションを図るためのインカム(デジタル簡易無線登録型等の WiFi 非対応型のインカムを含む)
(3) 見守り機器を用いて得られる情報をサービスの提供の記録にシステム連動させるために必要な経費(見守り機器を用いて得られる情報とシステム連動可能なサービスの提供の記録ソフトウェア(既存のサービスの提供の記録ソフトウェアの改修経費も含む)、バイタル測定が可能なウェアラブル端末、見守り機器を用いて得られる情報とソフトウェア間を接続するためのゲートウェイ装置等)
■補助金額
1.介護ロボット等
1機器につき30万円を上限とする。
ただし、「移乗介護」又は「入浴支援」のいずれかの場面において使用するロボット等については、1機器につき100万円を上限とする。
2.業務の課題分析等の実施に係る費用
1事業所あたり30万円を上限とする。
■申請期限
令和6年6月21日(金曜日)【必着】
■申請・問い合わせ先
障害福祉課施設支援班
〒870-8501 大分市大手町3-1-1( 大分県庁舎別館1階 )
Tel:097-506-2745