概要: 高齢者や障がい者、ベビーカーの家族連れなど、すべての人が制約を感じずに楽しむことができる旅行(ユニバーサルツーリズム)の受入体制強化を目的として、県内の宿泊施設や観光施設のユニバーサルデザイン化の整備等に対し、補助金を交付します。
対象費用: 設計監理費,工事費(附帯工事費を含む),備品購入費
助成率: 2分の1以内 支給金額: 500 万円(最大時)
■対象者
補助金の交付対象となる者は、次の要件を満たす必要があります。
1.市町村、宿泊事業者又は観光事業者のいずれかに該当すること。
2.県税に未納がないこと。
3.地方税法第321条の4及び各市町村の条例の規定により、個人住民税の特別徴収義務者とされている法人にあっては、従業員等(宮崎県内に居住している者に限る)の個人住民税について特別徴収を実施している者又は特別徴収を開始することを誓約した者であること。
4.補助金の交付の対象となる事業を実施する主体の構成員等が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団もしくは同条第6号に規定する暴力団員でないこと又は暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有しないこと。
5.その他補助が適当でないと知事が認める者でないこと。
■補助対象となる事業
次の1及び2の事業が補助対象。
1.施設改修によるユニバーサルデザイン化の整備
県内の宿泊施設及び観光施設の敷地内において行うユニバーサルデザイン化のための工事を伴う整備事業。
具体例は次のとおり。
・手すりやスロープの設置
・出入口や廊下幅の拡幅
・開き戸から引き戸への改修
・段差解消
・バリアフリールームへの改修
・車いす利用者が利用しやすい浴槽への改修
・トイレにおけるオストメイト用設備等の設置
・車いす使用者用駐車施設の整備
2.機器の導入によるユニバーサルデザイン化の整備
県内の宿泊施設及び観光施設におけるユニバーサルデザイン化に資する機器の導入。
具体例は次のとおり。
・車いす
・可動式スロープ
・着脱式手すり
・コミュニケーションボード
・室内信号装置
・シャワーチェア等の浴室内備品
■補助対象経費・補助金額
1.施設改修によるユニバーサルデザイン化の整備
(1) 補助対象経費
県内の宿泊施設及び観光施設の敷地内において行うユニバーサルデザイン化のための工事を伴う整備事業に要する次に掲げる経費
<対象経費>
・設計監理費
・工事費(附帯工事費を含む。)
・備品購入費(整備事業を補完するために必要なものに限る)
・その他必要と認める経費
(2) 補助率:2分の1以内
(3) 上限額:500万円
2.機器の導入によるユニバーサルデザイン化の整備
(1) 補助対象経費
県内の宿泊施設及び観光施設におけるユニバーサルデザイン化に資する機器の導入に要する次に掲げる経費
<対象経費>
・備品購入費
・その他必要と認める経費
(2) 補助率:2分の1以内
(3) 上限額:50万円
■受付の方法
「意向調書(令和6年度ユニバーサルツーリズム受入環境整備事業費補助金)」を以下の提出先、提出期限に従い御提出ください。
〇提出先
宮崎県商工観光労働部観光経済交流局観光推進課観光戦略担当
〒880-8501 宮崎市橘通東2丁目10番1号県庁8号館2階
電話:0985-26-7104
ファクス:0985-44-4725
〇提出期限
令和6年5月10日(金曜日)