概要: エネルギー価格等の物価高騰の影響を受けている交通事業者に対して、事業の業務効率化や省エネルギー化、人材確保等の取組みを支援します。
対象費用: 工事費,付帯工事費,設備導入費,機械装置・システム構築費(リース料を含む),技術導入費,研修費,事務費
助成率: 3分の2 支給金額: 600 万円(最大時)
■補助対象者
申請日時点で、以下の要件を満たす方を補助対象者とします。
(1) 市内において路線定期運行(定期観光バス、高速バス、特急バス、空港アクセスバスを除く)を営んでいる路線バス事業者。
(2) 市内に営業所を置くタクシー事業者(福祉輸送サービスに限定したものを除く)。
(3) 市内に営業所を置く貸切バス事業者(一般貸切旅客自動車運行事業の許可基準を満たし、限定条件等を付されていないものに限る)。
(4) 市税の滞納がないこと。
(5) 暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有していないこと。
■補助対象事業
以下のいずれかの要件を満たし、将来の公共交通の維持や観光振興に資する取り組みであるものを補助対象事業とします。
(1) 車両や乗り場の利用環境改善に関する取り組みであること。
(2) 業務効率化、業務改善に関する取り組みであること。
(3) 人材確保、育成に関する取り組みであること。
(4)省エネルギー化、低炭素化に関する取り組みであること。
※他の補助の対象となっている事業は対象外です。
※申請時に「事業目的」と「事業効果」を伺います。「事業効果」は定量的な目標値を設定してください。
※令和5年度補助事業(例)EV等車両の購入、会計システムの導入、乗務員休憩室の設置、貸切バスへのWi-Fiの導入、安全運転研修の実施など。
■補助対象経費
事業に要する経費(工事費、付帯工事費、設備導入費、機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、研修費等)および事務費
※既存設備の撤去等が必要な場合は、最低限必要なものを補助対象経費として認めます。
■補助金の額
補助金の額は、事業効果の均一化を図るため、事業種別や車両保有台数に応じて交付額の上限を段階的に設定しています。
1.路線バス事業者
(1) 車両保有台数100台以上:上限額 600万円
(2) 車両保有台数100台未満:上限額 500万円
2.タクシー事業者
(1) 車両保有台数50台以上:上限額 500万円
(2) 車両保有台数50台未満:上限額 保有台数1台につき10万円
(3) 個人タクシー事業多舎:上限額 10万円
3.貸切バス事業者
(1) 車両保有台数10台以上:上限額 300万円
(2) 車両保有台数10台未満:上限額 保有台数1台につき30万円
■車両保有台数
申請日時点で、九州運輸局大分運輸支局に届け出ている車両であって、下記に該当するものとします。
(1) 路線定期運行、路線不定期運行、区域運行に用いる車両で、市内の路線を運行するバス車両等
(2) 市内の営業所に配置されているタクシー車両(福祉車両を除く)
(3) 市内の営業所に配置されている貸切バス車両
(4) 運行の用に供されている車両
■補助対象期間
交付決定日から令和7年2月28日(金曜日)まで
※契約、発注、納入、検収、支払い、実績報告のすべての事業手続きを事業対象期間内に完了する必要があります。
■申請期間
令和6年4月10日(水曜日)から令和6年5月17日(金曜日)
■申請方法
申請者は、申請書類を申請期間内に下記の提出先まで1部提出してください。
申請者に対して受け取った旨の連絡は行わないので、応募者自身で受け取りを確認できる方法で提出してください。
※申請者は、補助対象者に示す事業者区分ごとに申請できます。
※郵送の場合は、必ず宛先に朱書きで「応募書類在中」と記入してください。
■提出先・問い合わせ先
〇路線バス事業者、タクシー事業者
大分市都市計画部都市交通対策課交通対策担当班(本庁舎7階)(担当:利光、椎原)
〒870-8504 大分市荷揚町2番31号
電話:097-578-7795
〇貸切バス事業者
大分市商工労働観光部観光課観光戦略担当班(本庁舎8階)(担当:秦、加藤)
〒870-8504 大分市荷揚町2番31号
電話:097-537-5717