概要: 県内にCLTを利用した建築物の建設を促進させることでCLTの普及・PR及び需要拡大を図るため、民間事業者等が建設するCLTを利用した建築物の建設・設計を支援します。
対象費用: CLTを構造部材等に利用するために必要な経費
助成率: CLT使用量に応じた定額支給 支給金額: 900 万円(最大時)
■事業主体
県内に施設を整備しようとする法人、団体、個人事業主、その他知事が適当と認める者。
ただし、県内に本社や営業所を有する法人又は団体、県内に居住する個人等に限る。
■補助対象施設
施設の新築・増築・改築工事にCLT(※)を構造部材等として利用した建築物(住宅と併用する施設は住宅部分を補助対象外とするが、住宅には共同住宅、長屋等を含まない)。
(※)CLTとは、Cross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
■補助対象経費
CLTを構造部材等に利用するために必要な経費
■採択条件
1.県から同種の補助金を受ける場合、補助金の重複がないこと。
2.県が実施するCLT利用促進のための普及啓発(施工中の施設見学会及び施工後(完成後)の施設への視察受け入れ、パンフレットまたはホームページ等への掲載を承諾等)に協力できること。
3.CLTは原則として、地域材を使用して県内で製造されたものであること。
4.整備した施設の管理は、事業主体が主体的に行うこと。
5.同年度における補助対象は、事業区分毎に1事業主体1施設とする。
6.工期が2カ年以上にわたる施設は、施工箇所、事業費区分等で当年度分として区分できるものを補助対象とする。補助対象は、採択を受けた同一年度内に完了できること。なお、同一施設で補助を受けていないCLTがある場合は、継続して補助申請することができる。
■補助金額
CLT 1立方メートル当たり9万円 ※1施設当たりの補助金の上限を500万円とする。
■公募期間
令和6年6月24日(月曜日)から予算の上限に達するまで、随時受付します。
■提出書類
CLT建築物支援事業計画承認申請書(令和6年度CLT建築物支援事業実施要領様式第1号)
■提出先
所管の県地方局(支局)森林林業課(各駐在の森林林業振興班)
■お問い合わせ先
農林水産部林業政策課 木材流通戦略係
〒790-8570 松山市一番町4-4-2
電話:089-912-2589 ファックス:089-912-2594
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